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主にTwitterに書ききれない長さの文章を投稿するところ。WonderlandWars(wlw)とあんさんぶるスターズ!!(あんスタ)をしてることが多い。
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父と試写会行った話



レジェンド&バタフライという、織田信長の映画です
父が抽選当たったからどう?って誘ってくれて、めっちゃ軽い気持ちで行きました。
結果、ブログに記事を書くことになりました(
見た当日に書こうとしたんですがめんどくさくなってちょっと書いて放置してたけど、1週間近く経ってもやっぱり書きたい!ってなったくらい心を動かされたようです。
めちゃくちゃネタバレしまくります

自分の感情の吐露と整理、あとは記録程度のつもりの、ふわっとした感想文です。


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と言うわけでレジェバタ(公式がこの略称でハッシュタグ作ってる)のネタバレ有りの感想文です。
因みに私の信長の認識は、「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」の人、桶狭間の戦いで勝ったのが有名、本能寺の変で明智光秀の謀反で死ぬ、くらいのものでした。

まず序盤。ジョジョ一部の序盤を見てる気持ちでしたね…大したことないのにイキっちゃってこっちが恥ずかしくなるわ!と思ってたら濃姫がばちばちに強いし頭もいいしで最高か?まさか桶狭間に至るまでがそんな感じだとは…そして姫の発案なのに「殿が1人で考えたと言え」と言う姫…良…。このまま濃姫が軍師をしてくれればいいのに…と思ってました。
離縁をどちらから言うかを争うシーンはニヤニヤしましたね。

天下取るぞって濃姫に言われるところまではめちゃくちゃ良かった。そこからすげぇしんどくなりました。
乞食(?)の子供のスリにあって、村だか集落だかに行くシーン。あの集落の人たちは生きるだけで必死だし、濃姫は信長が買ってくれた置物だけは渡せないし、でももっと金とか金になるものを持ってるのでは?って思って奪おうとしてくるし。あの場にいた全員が不幸だったと思う。すごく辛かった。
追われて隠れてやり過ごした後のシーン、大事なシーンだったと思うのに、全然感情がついてこない。ただただ辛かった。きっと殺した殺されたが当たり前なあの時代を生きた人からしたらこんな気持ちにならないんだろうけど、現代を生きてる私は逃げ延びるまでが怖くて、戦わなきゃならないことが悲しくて、なんでああなったのか全然わかんなかった…誰か教えてくれ…。

んで、その直前の楽しい時間を最後に、信長魔王のターンに突入してこれも辛かった…。きっと信長と濃姫はお互い好きなのに、自覚したころにはすれ違って、来た道も戻れなくなってた。信長は濃姫のために天下統一を目指したはずなのにそのために濃姫を蔑ろにしちゃうし、濃姫はそんなことより一緒にいてほしいのに「お前がやれと言ったことだ」って言われたら何も言えないじゃん…。逆光の中、濃姫と対峙する信長は本当に強烈でした。
あと信長の見た夢。濃姫が無事に産んであげられなかった赤子と、自分が今までに殺してきた人たちに苦しめられるあのシーンも鮮烈でした。人を捨てきれず苦しんでたんだな…カッコつけだから誰にも言えないし、酒に溺れるようになるのも頷ける…。そうまでして天下統一を目指したのに、濃姫とはすれ違い…森蘭丸にだったかな、「何のために…」と問うシーンは胸がつぶる思いでした…。

そして魔王信長が君臨した頃から明智光秀がしゃしゃり始めます。前提知識として本能寺の変を知っていたため、明智が何か喋る度に何か企んでいるのか!?とハラハラしていましたが、何を考えていたのか分かったときは衝撃でした。と同時に、その頃には明智の求める信長は姿を消していたので、あぁこれが本能寺の変のきっかけか…となり、悲しくなりました。
濃姫のために天下統一を目指し、人を捨て魔王と呼ばれ、濃姫のために人としての自身を取り戻すのに、それが自身の破滅を呼ぶとは…ままならないものですね…。どちらに転んでも幸せにはなれなかったのでは?と思うと辛かった。

濃姫を連れ戻して2人で過ごす時間は幸せな時間だったと言えるでしょう。ただし私はいつ本能寺へ行くのかとハラハラし続けていました。濃姫がお守りを渡したときにはフラグを立てるな〜〜〜〜〜!!!と堪らない気持ちになりましたね…やめろやめろやめろ〜!
んで史実通りの本能寺の変が起こり、濃姫のお守りをきっかけに信長が逃げ延びて、2人で海を超え幸せになる幻覚を見たじゃないですか。そんな解釈もあるのか〜!これなら「本能寺の変で討たれた」ってことにしてもいいよね〜!ハッピーエンドじゃないですか〜!って温かい気持ちになりました。
そんな幻覚を見せられた後、虚しく戦場に転がるお守りと、逃げ道のない現実。上げて落とされたせいでここすごくしんどかった…生き延びられたんじゃなかったの?今の何?祈りは届かず、奇跡は起きず、もう死しか結末はない。

首を切る前の「初めから好いておった」の一言に、脳裏を過ぎる映画の冒頭。見張り台?を駆け上がり、嫁いできた濃姫を待ちわびて、きっと内心はめちゃくちゃはしゃいでたんだろうな…なんでこんな終わりになっちゃったんだろう…。きっとすごい好きだったんだろうな…自分の心を殺してまで望みを叶えてあげたかったんだもんな…。
そして私は相思相愛の相手を置いて逝くというシチュエーションがめちゃくちゃ悲しくなってしまうので、まさにそれをお出しされて苦しかったです。濃姫も本能寺の変と同じタイミングで亡くなるので結果そうはならない訳ですが、信長は濃姫が息を引き取ったことを知らないわけです。必ず帰ると約束した相思相愛の相手を置いて、自分の首を切るわけです。しんど〜〜〜!!!!!言葉になりません…壮絶な最期でした…。書きながら泣いてます。

愛があるのにすれ違って、大事にしたいのに出来なくて、切ない話でした。でもその一言で片付けるのは違う気がする。上手く言葉になりません。でもめちゃくちゃ感情を揺さぶられたのは確か。
見に行って良かった、出来たらもう1回くらい見てもいいかも、と思っています。映画館のHPとか見ると168分って書いてあって、2時間48分?約3時間?長すぎ!って思ったけど、見てたら全然だった。中弛みもなく、濃い時間だったな、と思います。

思ったより長くなってしまった。書きたいことが全部書けた感じはしないけどおわり。おやすみなさい。
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