いつだか凄く鬱々としていたときに考えてたけど、結局復活して書かなかった。
でも通常～凹み気味のときにはすぐ脳裏をよぎるから一度書いておこうと思った話。

・不謹慎な話です
・メンヘラ＝精神疾患のような扱いをしてます

メンヘラりたかった話。
まぁ文字通り「私もメンヘラだったらなぁ…」って思うって話です。
最初に言っておくと「メンヘラだったらな」と思っているけれど、私は自分がそうではないと思っていて尚且つそれが世間一般的に考えて幸せなことだと思っています。

それでも「もしも私自信もメンヘラだったら」という、本当に心の病を抱えて苦しんでいる人にとっては不謹慎極まりないことを思うのです。

理由は、単刀直入に言うと”甘えられるから”。この一言につきます。
「私には心に病があるから、これができなくてもしょうがない」ってやつですな。それができる。
心も体も健康だから「これができない」と言えない。「他の人だって出来てる。じゃあ私にもできなくてはならない。」と考えてしまうのです。他の人が出来てるから自分もできる、じゃないのです。他の人が出来てるから自分も"できなくてはいけない"という強迫観念のようなものです。
他の人が大学に受かるんだから、私も受からなくてはならない。他の人が就職しているんだから、私も就職していなければならない。さもなくば、私には価値などない。そうとまで考えてしまうのです。

でももし心に病を抱えていたら。
それを理由にして、できなくても気に病まなくて済む。「私は心に病がある。だから世間一般の人間が当然にできることができなくても仕方がない」と思うことができる。心身共に健康な（はずの）私にはそれが「甘えている」という風に捉えられるんですね。
もちろん、本当に苦しんでいる人たちは甘えているのではなく、甘えていると捉えられることにまでも苦しんでいるかもしれない。甘えていると捉えられていることすら知らないかもしれない。私は本当に精神疾患がある人が甘えているとは思わない…ようにしている。こういう風に考える時点で本当に全ての精神疾患持ちが甘えていると思っていない、とは言えないだろう。

そうやって甘えて逃げ出したくて、「私もメンヘラだったらなぁ…」と思うことがよくあるのです。